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2011年9月29日 木曜日
腰痛体操による腰痛
こんにちは。オラキノ院長です。
しばらく旅ランのお話をしていましたが(もう少し続く予定ですが)
今日の午前中に初めてお見えになった患者さんのお話をさせていただこうと思います。
良かれと思ってしていた腰痛体操が、腰痛悪化の原因となってしまったお話です。
30代半ばの会社員の男性が7月に、テレビのリモコンを取ろうと左斜め前に手を伸ばし、体を前方に乗り出した瞬間にぎっくり腰を起してしまったそうです。
その時に、”自分でどうにかしよう”と思ってインターネットで検索をして、自分で腰痛体操を始めたとのことです。腰痛体操自体が激痛でしたが、インターネットの”腰痛に良い”という言葉を信じて耐えて行っていたそうです。
こうして3ヶ月間、仕事も休めずとにかくコルセットで固定して自宅で腰痛体操を信じて行っていたようですが、ついに我慢できなくなって来院されました。
そうなんです、この方はご自身の状態に遭わない体操を一生懸命行ってしまったために、
かえって腰の関節を傷めつけていた状態なんですね。
多くの場合、体を動かすと痛い方向と大丈夫な方向があるんですが、
とにかくどう動かしても痛い。腰をまっすぐ伸ばすことさえできない状態なんです。
痛みのために、満足に治療も進めることが難しくなっている状態です。
治療は患部周辺を冷やして、周りの筋肉の緊張を取り除いて、
コルセットの巻き方を変えて腰回りをしっかり安定させて、
また明日お越しいただくことにしました。
万能な腰痛体操はありません。その方の原因に合わせて効果的な動かし方があり、
とくにぎっくり腰などの初期には無理に動かさず、落ち着くまで静かにした方がいい場合が多いです。(これも一般論ですのでご注意ください)
インターネットやテレビ、雑誌、MIXIなど様々なメディアで様々な腰痛体操が紹介されていますが、しっかりとご自分の腰痛のメカニズムに合わせたものを行わないと、効果がないばかりか、さらに悪化させてしまう原因となることもあります。
とくに、あっていない体操は、体が正直にサインを出すことが多いのです。
おかしいと思った時は、お早めに専門家にご相談ください。
WHOのカイロプラクティックの安全と教育に関するガイドラインを満たしたカイロプラクターなら筋骨格系のプロフェッショナルです。こうした資格を目安に相談先を選ばれるとよいと思います。
埼玉県・東京都でぎっくり腰の方はカイロプラクティックオラキノに早めにご相談ください。何より早めの対応が効果的です。
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