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2011年7月22日 金曜日
「先生、あのぉ、わたし猿手なんですけど、治りますかね?」
こんにちは。Olakino院長です。
いきなり、治療中の患者さんとの会話がタイトルになってしまいました。
猿手とはどんなものかと申しますと、どうも二つの違う兆候が「猿手」と言われているようです。
わたしが真っ先に思い浮かんだのは
●「正中神経の麻痺によって起こる親指・人差し指・中指が握るような動作ができなくなる状態」
を想像したんですが、そのほかに、
●「ひじ関節が外側をむく兆候」のことも猿手と言うようです。
起立の姿勢で腕を体側に着けたとき、ひじの内側が前を向いてしまいます。
様々な猿手でお悩みの方のブログを拝見すると、
●ダンサーの方が美しく踊れない、腕がのびて見えないとか、
●ゴルファーの方がショットが安定しない、プッシュアウトやダフり、チーピンが多い
などでお困りの方が多いような記事が見られます。
さて、なぜ肘が曲がってしまうのか、その原因は良くわかりません。
経験的には女性が圧倒的に多く、子供のころからそうであることが多いようです。
わたしもこういう好奇心は大好きで、早速患者さんの腕肘をいろいろ診始めました。
この方も、原因で思い当たることはなく、子供のころから腕を前にのばすと両前腕がくっついていたそうです。
(それはそれで、バレーボールをするときはボールの接触面が広くて有利そうに見えますが)
とくに痛くもかゆくもないそうなんですが、見た目やっぱり気になるんですね。
(それは、若い女性ならみんな些細なことも気になっちゃうんですかね)
この患者さんの場合、
●前腕の二つの骨(尺骨と橈骨と言います)の位置関係が橈骨が少し後ろにきている
●肩が外側に開く筋肉が慢性的に張りが強い
この二つを改善してみたところ、見事に腕がまっすぐに。
いや、正直な話、私もびっくりです。
子供のころからと聞いて、関節の形状自体が変わっていたら難しいかも、と想像しながら検査をしていました。
もちろん、同じような猿手の方でも、ほかにも様々な原因があるので同じことをすればすべての方が変わる、というわけではありません。
そう、カイロプラクティックは特別肩が凝っているとか、腰が痛いとか、そういう困ったことがない方でもいろいろな悩みにこたえていける(場合もある)治療法です。小さなお悩み、素朴な疑問、なんでも真摯に受け止めますよ。健康とは、体が調子がいいかどうかだけではなくて、ココロのちょっとした幸せも大きく影響を及ぼします。Olakinoはそういうのを大切にしたい治療院です
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